当院では、一般に subspecialty とよばれる腫瘍、周産期、不妊生殖、女性ヘルスケア、内視鏡手術、などの専門医取得を目指すための、産婦人科専門医取得後の医師を対象とし、関連病院も参加した東海若手医師キャリアプログラム研修があります。主なsubspecialty としての資格は以下の通りです。
婦人科腫瘍専門医
(日本婦人科腫瘍学会)
- 取得には指定修練施設での臨床経験や論文発表などが必要です。
- 当院は指定修練施設に認定されています。
周産期/母体・胎児専門医
(日本周産期・新生児医学会)
- 取得には認定研修施設での臨床経験や論文発表などが必要です。
- 当院は基幹研修施設に認定されています。
生殖医療専門医(日本生殖医学会)
- 取得には認定研修施設での臨床経験や論文発表などが必要です。
- 当院は認定研修施設です。
女性ヘルスケア専門医
(女性医学学会)
- 取得には認定研修施設での臨床経験や論文発表などが必要です。
- 当院は認定研修施設です。
内視鏡技術認定医
(日本産科婦人科内視鏡学会)
- 取得には臨床経験や学会発表が必要です。
- 当院は認定研修施設です。
帰局後の進路
大学院進学(博士課程)
卒後10年目前後での入学が一般的ですが、原則的には研修期間が終了していれば、入学時期について特に制限はありません。募集要項はこちらをご覧ください。
当教室の研究分野は主に「婦人科腫瘍」「内分泌腫瘍(柔毛性疾患)」「周産期」「不妊生殖」に分かれています。各分野の詳しい研究内容は研究のご紹介を参照してください。
4年間の大学院在籍期間中、2年間は社会人大学院生として名古屋大学医学部附属病院または関連病院での臨床業務と研究を並行しておこない、2年間は研究に専念します。
ジョイントディグリープログラムを利用した海外留学も活発に行われています。
医学部卒業〜名古屋大学産婦人科での研修の流れ
医員として帰局
卒後10年前後に帰局され、在籍は約半年~2年間です。
その間に博士論文を完成されれば学位取得も可能です(論文博士)。
お問い合わせ先
入局や研修システムの詳細等に関しましては、ご遠慮なくご連絡ください。
名古屋大学医学部産科婦人科学教室
〒466-8550
名古屋市昭和区鶴舞町65
医局長 中村 智子
なお、この連絡先は医局業務専用です。病状のご相談や診療内容のお問い合わせは、病院代表(052-741-2111)を通して産婦人科外来にご連絡ください。